AKIHAIRBLOG

美容師×海外×ミニマリスト 【身軽に自由に生きる】

海外生活に『最も必要なスキルは語学力』という勘違い

こんにちは。AKI です。

現在London在住で美容師をしています。

 

さてタイトルの通り、多くの人は海外生活と聞くと、

一番必要なスキルは『語学力』と答えるのではないだろうか?

 

というより、そう思ってしまうと思います。

もちろん合っているとは思いますし、間違ってはないと思います。

 

海外で生活すると決めてから現在まで

僕の考えはというと実はそこまで大きく変わってない。

 

そんな語学力についてお話ししていこうと思います。

 

 

 

☑️今回の内容

・過去から現在までの僕の考え方

・現実問題(仕事)

・まとめ

 

 

 

 

 

 

 

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【過去から現在までの僕の考え方】

 

 

 

”日本〜カナダ到着まで”

 

LONDONにくる前はバンクーバー(カナダ)に一年ほど住んでいました。

 

当時の考えはというと

 

『英語は大切!でももっと大切なことがある!でも不安!でも俺には美容

師としてのスキルがある!でもめっちゃ喋れるようになりたい!でも不安

不安!!』

 

みないな感じで思考がずっとグルグルしていました。

 

最終的には『なんとかなるよね』という考えに落ち着いていました。

 

結局カナダには0の英語力で乗り込み、1週間後にはお客さんの髪の毛をカットしてました。

 

一応文法書なりを買って、「英語を勉強するという習慣」を身に着けるこ

とを目標にし、電車等の通勤時間で英語に触れる機会を少しずつ増やして

いったくらいのことをしていました。

 

実際は、中学英語すらも×という感じでした。

 

 

 

”カナダ生活”

 

 

 

結論から言うと、冒頭でも言った通り

考え方に関しては大きくは変わっていない。

 

『語学力はすごく大切!だけど他のこともすごく大切!』

と言う感じだ。

 

カナダ生活がスタートしてからは

語学力に苦しむことは目に見えていたのだが案の定苦しんだ。

当たり前の結果だったのでとりあえず『勉強しよう』という感じ。

 

仕事の中では、始めはGoogle翻訳を使ったり

美容師という職業柄(どの職業においてもですが)、使うワードや質問は

ある程度決まっているのでとりあえずその辺だけメモしておいたり覚える

たりしました。

 

もちろん
『もっとこのことを伝えたいのに』

『もっといろんな話をしたいのに』

などといったもどかしさや悔しさは毎日ありました。

 

しかしながら、その人たちからは僕はどんな風に評価され、どんな風に写

っていたのだろうか?それは、

 

『僕が美容師で、必死に私(僕)の髪を綺麗にしてくれる人』です。

 

異文化が混じり合っている国しかり、移民が多かったりする国しかり、

日本人以外の国の人しかり、

 

「人が人をみる上で英語力が全てではないということは明らか」だった

 

どんだけ英語が喋れなくても、1ヶ月後にはまた僕のことを指名してカッ

トにしきてくれる。友人、家族、同僚を紹介してくれました。

技術もそうですが、ボディランゲージや顔の表情、目を見て話すといった

その他の能力を使い、コニュニケーションを取りました。

 

 

ここまで聞くと「全然勉強しなくても余裕なんだ!」

と思ってしまうと思いますが、ちょっとお待ちください!

 

こういう話を聞くと聞こえはすごくいいと思いますし、

もちろん、美容師で今この記事を読んでくださっていて将来海外に出たい

と思っている方がいたら、少しでも背中を押せて語学力に対するハード

が下がってくれたら嬉しいですが、

 

最低限の英会話力は『確実に必須』です。

 

 

 

 

”現在・LONDON”

 

 

 

考え方に関してはやはり変わらない。

 

 

『語学力めっちゃ大切!もっともっと喋れるようになりたい!だけど、語学以外に、何ができて俺はどんな人間なのかの方が大切だ!』

 

という感じです。常にこんな感じで考えてます。

 

現在の僕の語学力はまだまだ壊滅的ですが、少しずつ伸びてきた感覚は感じています。

それに語学力に関しての目標はきちんとあります。

 

・何年以内にこのくらいのレベル

・このテストでこのくらいの点数をいついつまでに取る

といった感じで。

 

これからずっと海外に住んでいこうと思っているので、そういったテストがVISAを取得するときに必要になることが多いので。

 

 

 

 

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 現実問題(仕事)】

 

 

 

ここまで話しておいてですが

やっぱり語学力がネックになったという話をします。

 

 

Londonで仕事を探す際に、

ある一つの現地のサロンに履歴書を送り面接に関するメールを受け取るこ

とができた。メールの返信後電話が来て少し会話をし面接させていただけ

ることに

決まった。

電話の際「正直にいうと英語力がまだまだで、今勉強中です。美容の技術

は問題ないです」といった

返答はというと「問題ないよ!あなたの英語はいい感じよ」といってもらえた。

 

当日面接にいくとすぐサロン内を案内してもらえ、ある程度の内容は伝え

てもらい、その部分は理解できた。

 

しかし、その後の細かい詳細は全く理解できず、準備していた質問も理解

してもらえず、

 

「わかった!とりあえず聞きたいこと全部メールして。それに全て返信するから」と。

 

すぐにメールで質問を送ったが結局返信はなかった。

 

正直、給料面や働き方など割と細かくいろいろ質問してしまったので、

それが原因なのかもしれないのかなとも思う。

(コロナが原因というのもあると勝手に思っています。)

 

しかし、英語力の欠如による原因は少なからず、いや、大いにおると思う。

 

もちろん語学力に関しては、サロン選びによっても違うとは思います。

それほど有名でもなくある程度なサロンならば問われることもないかもし

れなし、サロンによっての判断基準はまちまちだと思います。

 

 

 

しかし、現実問題として

 

『ある一定のレベルの語学力がなければチャンスを失う可能性』

 

もあるということです。

 

「語学力という地区予選に勝てなければ、その次の自分のスキルという全国大会には進めず戦えない」ということです。

 

 

 

 

【まとめ】

 

 

 

いかがだったでしょうか?

僕の体験談も含めて両方の側面からお話しさせて頂きました。

 

 

 

・海外生活で生活する上で、人が人を重要視する、評価するフィルターは「語学力」ではなく「その人の持っているもの」

 

・海外生活でより高いレベルでチャンスを得るためには『語学力』という地区予選に勝たなければいけないこともある。

 

その他の+αのスキルが大切

 

最も必要なスキルではないが、確実に必要なスキルである。

 つまり「スキルの優越」はないということ。

 

 

結局のところ、

自分がどのレベルで、どんな仕事をし、どんな生活をし、どんな人と過

ごしたいか。』

『その英語力で今後何がしたくて、どうなりたいか』

ここを明確にした時、

 

『自分が必要な語学力のレベルが明確』

になるのかなと思います。

 

 

 

どっちか片方とかでなく、

同時に進めていくことも大切ということです。

 

 

 

 

 

 

ということで今回はこの辺で終わろうと思います。

 

 

 

また次の記事で会いましょう。

AKI 

 

 

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