今すぐ勉強しよう!日本人美容師は海外で通用しません【経験者が語る海外の反応は?】※オススメ本も紹介!!
皆さんこんにちは!AKIです。
ブロブに訪問いただきありがとうございます。
【簡単に自己紹介】
AKI 美容師
東京の某有名美容室で5年勤務
英語力0でカナダ・バンクーバーに
ワーキングホリデーで渡る
イギリス・ロンドンに渡英
所持品はスーツケース1つに全て入るだけ。
総所持数は約80点で生きています。
少ない所持品で海外を飛び回っています!
先日こんな記事を書きました。↓
そう以前の記事と今回のタイトルは逆行していますね・
『やっぱり本当にやっていけるのか不安だな』
『今のうちに何をしておけばいいかな』
と様々な疑問が出てくると思いますが
以前の内容も踏まえて深掘りしていきます。
☑️今回の内容
・日本人は本当に海外で通用しないのか?
・やるべきこと、考察も含めて
・オススメの本
・まとめ
では本題に行きます。
【日本人は本当に海外で通用しないのか?】
結論から申しますと、通用するのは間違い無いです。
それはなぜかというと
「まだまだ圧倒的に需要があるから」
これですね。
つまりまだまだ固定観念的にも
日本はカットやシャンプーがうまい。
おもてなしの精神がいい
などといった部分での評価が高くイメージがついているからです。
本当にいいと思ってきてくださっている方もいるのは間違いないが
中には、とりあえず日本人に切って貰えば安心といった考えの方も
もちろんいる。
しかし
そんなことは言い出したらキリがなく、世界中どこの場所でも一定数そういう人がいるのは間違いない。
では、どうしていけばいいのか、、
【やるべきこと・考察も含めて】
あくまでも個人的意見なので参考程度にしていただきたい。
技術に関していうと
日本はカットやシャンプーおもてなしの部分での評価が高いといったが
日本人の方がうまいとか海外のカットはやばいとかそういったネガティブな記事ばかりが目立っていて、そういうものばかりが皆さんの目に止まっているだけです。
正直、カラーやブリーチの技術は圧倒的に海外の方がうまいと感じた。
海外にいる人ではなく日本人以外の人だ。
街を歩いていても、例えば他の美容室から出てきたお客様のヘアーを見ていてもだ。
インスタ等のSNS見ていても差は歴然。うますぎる。
もちろん日本人でもうまい人は本当にうまい。
結局のところ、どちらもうまい
日本人にうまい人下手な人がいるように
海外でもうまい人下手な人はいる。が、
めちゃくちゃ勉強しているしそもそも圧倒的に勉強している量が違いすぎる
中国や韓国の美容の技術の盛り返しもそうだが
いつまでも日本が最高というおごりは控えた方がいいかと。
固定観念の話をさきほどしたが
このイメージがなくなれば需要も減る。
あなたの技術やスキルがなければお客様は減っていくばかり。
誰もがわかっている当たり前の原則ですね。
じゃあ結局のところ何をしなければならないのか
結論、勉強ですね。
これに尽きてしまう。
もちろん技術だけではなく語学やコミュニケーションスキルもだ
並行して進めていく必要があるが。
ここで一つ、ポジティブな面も話そう。
あくまで個人的考察だが、
その一つというのは、、
『日本人は二番煎じがめちゃくちゃ得意ということ』
あまりよくは聞こえないと思うが、、
どういうことかというと
海外からきた技術等をブラッシュアップするのがうまいということ。
例を挙げると、
最近流行っている、『バレイヤージュ』や『フェイスフレーミング』『エアータッチ』、Billie Eilishがやっていて注目を浴びた『根元だけが明るく毛先は暗いといったカラー』だ。
バレイヤージュに関して言えば、何年も前から海外では当たり前だったし
通常のメニューにバレイヤージュと表記があるほどだ。
0→1というより
日本人はそういった物を取り入れてはブラッシュアップするのがうまいと感じる。
1を膨らませるのがすごくうまいのだ。
1を2、10、20、といったふうにだ。
これは本当に長所なんだなと思う。
こういった側面も理解しながら物事を見ていくと本当に
いろいろなものが面白く感じる。
【オススメの本】
ブラッシュアップするのがうまいといったが
一応ここでオススメの本もお伝えしておきたいと思う。
オンラインサロンといったものが普及していているので
そういったものを活用するのもいいだろう。
しかし、全てにおいて基本は最も欠かせない。
ここを省くと後々に大きく響くなので
ベーシックをまず学ぶ上での良い本をお伝えする。
今回はカットに関する本を選択している。
DADAの古城さんのカット本
- 見るだけで学べるテクニックブックカット編 vol.1 頭の丸みとカットのしくみ
- 女性モード社
- ¥2,640
- 見るだけで学べるテクニックブックカット編 vol.2 G/グラデーションのナゼを解く
- 女性モード社
- ¥2,640
美容師なら知らない人はいないだろう
PEEK-A-B00から出ている本
- PEEKーAーBOO ACADEMY公式テキストブック―STYLE & TECHNIQUE
- 女性モード社
- ¥5,000
- カット〈ワンレングス〉 (ベーシック・オブ・ベーシック シリーズ)
- 女性モード社
- ¥1,047
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多くの日本人の美容師のデザイン、作品がのっているHAIR MODE
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番外編としてこちら
美容師の『あるある』をインスタに載せてから話題となった
美容師あるある物語
この他にもABBEYの松永さんの本や、その他多くの素晴らしい方々が
出されている本がありますので自分のレベルや欲しい技術に合わせて購入してみてください
1000〜5000円等で知識にアクセスできるのは本当にありがたいですね。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
やや主観的意見が多いかと思いますが参考にしていただけたらと思います。
忘れてはいけないのが中途半端な気持ちと技術では満足させることはできないということ。
日本が良いとか悪いとか
海外が良いとか悪いとかではない。
それ相応のスキルやハートは場所は関係なく必要
自分がどういった場所でどういった生活をしながら
どんなお客様を相手にしてどんなふうに仕事がしたいのか
ここを明確にしなければいつまでもナアナアになってしまうのは間違いない。
一度知るためにも、とりあえず海外出てみるというのは間違いではないですが、
こういった部分をより明確にしておくと
日々生活しているなかでの気づきが多いと思います。
幅広く知識をつけていきましょう。
と自分自身にも肝に命じています。
では、また記事で会いましょう。